2 )目の炎症反応でつくられる目やに 細菌やウイルスなどの異物が目に侵入したときに、免疫反応の1つとして目やにが出ます。 これは、体内の白血球によって、取り込まれたり分解されたりした異物が、体外に排出されたものです。
白い目やにが出るのはなぜ?
白っぽい目やにが何となくいつも出てくる場合は、涙を鼻腔に逃がす出口である涙点が閉鎖していたり、涙を逃がす通路である涙道が閉鎖もしくは狭窄(鼻涙管狭窄症:別項「涙が多い」をご参照下さい)しており、涙が常に多いため、それが固まり目やにとなるケースがあります。
目やにがたくさん出るのはなぜ?
目の表面に病原菌や異物が付着すると、それらを排除しようとする免疫機能の働きによって、涙や目やにの量が増えることがあります。 目やにが出る病気としては、アレルギー性結膜炎、細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎などあります。 アレルギー性結膜炎では、寝起きに透明のさらさらとした目やにが、粉を吹いたようにまぶたにつきます。
ものもらい 目やに なぜ?
目やにの原因③ものもらい まぶた裏の汗や脂を出す部分に細菌が感染して起こる急性化膿性炎症で、目やに・まぶたが赤く腫れる・目のかゆみ等の症状が出現します。 主な原因菌は、黄色ブドウ球菌です。 市販薬の場合は、抗菌成分や抗炎症成分が入っている“ものもらい”用の目薬があるので、そちらを使用しましょう。
目やに どうする?
目やにが出たときのケア1いつもと少し違う目やにには、細菌やウイルスがいる場合があります。 清潔なティッシュペーパー、ガーゼ、綿棒などで拭き取り、処分してください。 また、拭き取った後は、手を石けんで洗いましょう。2抗菌作用のあるスルファメトキサゾールの入った目薬を点眼しましょう。目やにのケア - 目の症状セルフチェック|参天製薬