母乳はママの血液から作られています。 ママが食べた食物からの栄養が血液となって、その血液は豊富な栄養を含んだまま母乳へと変ります。 そのため、生後6ヶ月経っても、1年経っていても、栄養素や免疫成分がなくなるということはありません。
母乳 栄養不足 いつから?
脂質、タンパク質、鉄分、ミネラル類は、時間をかけて少しずつ減っていきます。 これは赤ちゃんが離乳食からこれらの栄養素をとり始めるためです。 1歳近くになると、母乳だけでは成長に必要な栄養がたりなくなるので、「栄養がなくなる」といわれるようになったのでしょう。
母乳育児 メリット いつまで?
日本では1歳から1歳5ヶ月ぐらいまでの間に卒乳する人が多く、赤ちゃんの免疫力も生後半年から1歳半頃まで最も低いため、1歳半頃まで母乳育児ができるとよいでしょう。 ただし、WHO(世界保健機関)は2歳以上まで適切な食事と合わせて授乳することを推奨しています。
いつから授乳量減る?
低月齢の頃と比べ、産後6〜7ヶ月の頃は授乳回数が減るため、それにともない母乳の出る量も減ってきます。 これは母乳育児の終了へとむかっていく際の自然な現象なので、増やさなければ!とあまり深く考え込む必要はありません。
授乳クッションはいつまで使う?
多くの授乳クッションの使用期間は、授乳がはじまってから赤ちゃんの首がすわる時期(生後3~4カ月ごろ)までになります。 生後4カ月を経過すると赤ちゃんも大きくなり、授乳クッションを使用するとかえって授乳しにくいことも。