目やには、医学用語では「眼脂(がんし)」といい、皮膚の垢のような、生理的な分泌物です。 目のゴミをくるんで外に出す働きがあり、代謝により角膜・結膜から脱落した古い細胞などが含まれています。
白い目やにが出るのはなぜ?
白っぽい目やにが何となくいつも出てくる場合は、涙を鼻腔に逃がす出口である涙点が閉鎖していたり、涙を逃がす通路である涙道が閉鎖もしくは狭窄(鼻涙管狭窄症:別項「涙が多い」をご参照下さい)しており、涙が常に多いため、それが固まり目やにとなるケースがあります。
朝 目やに なぜ?
1 )目の代謝活動でつくられる目やに 目も身体のほかの部分と同じように代謝をして、古くなった細胞を入れ替えています。 朝起きたとき、目頭や目尻にみられる少量の目やには、正常な代謝活動でできた老廃物です。
目やに どこから出るのか?
目のまぶたにそったところには、油をふくんだねばりけのある液体(えきたい)をだすところがあります。 この液体は、いつも少しずつでていて、まぶたのうらにある結膜(けつまく)というところに広がっていきます。 まぶたのうらにこの液体がぬってあると、まばたきをするときに、まぶたがなめらかに動くことができるのです。
目やに 黄色い なぜ?
めやにの量が多い、色が黄色っぽい、粘るなどに加えて、白目の充血の症状があったら、目の病気やトラブルの可能性があります。 考えられる原因には、細菌感染、ウイルス感染、アレルギーなどがあります。 人体にとって異物である細菌などが目に入ると、免疫反応としてめやにが作られます。