A. 摂食障害の治療を担当する診療科は主に精神科や心療内科、小児の場合は小児科や児童精神科です。 しかし、これらの診療科であっても摂食障害に十分対応できないところは少なくありません。 病院のホームページで確認するか、電話で問い合わせてから受診されることをお勧めします。
食べて吐く 何科?
食欲不振と吐き気がある場合は、内科か消化器内科を受診しましょう。 ストレスなど精神的な原因も考えられますが、念のため一度検査を受けることをおすすめします。
過食症 なぜ食べてしまう?
過食をしている時は食べることに集中しており、一時的にストレスから離れられるため、食べ過ぎてしまいます。 ストレスが溜まると神経物質「ノルアドレナリン」が増加し、“過食の欲求”を刺激します。 一方、感情をブレーキする神経物質「セロトニン」は減少していくため、食欲を抑えられずに過食してしまうのです。
どこからが過食症か?
【過食症の診断基準】 持続的に食べることに没頭し、食べたいという欲求が自分では抑えられない。 短時間に大量の食べ物を食べつくす過食エピソードがある。 食べ物の太る効果に対して以下の1つ以上の方法で抵抗しようとする。 すなわち、自分で誘発する嘔吐、下剤の乱用、繰り返される絶食、食欲減退剤や利尿剤の使用。
摂食障害 いつから?
症状の内容によって、摂食障害は細かく分類されます。 代表的な病気に神経性やせ症、神経性過食症、過食性障害があります。 摂食障害は10代から20代の若者がかかることが多く、女性の割合が高いのですが、年令、性別、社会的、文化的背景を問わず誰でもかかりうる病気です。