カミソリや毛抜きによるムダ毛の自己処理などで皮膚の表面が傷ついてしまうと、肌のバリア機能は乱れ、毛穴のなかに菌が侵入し、炎症を起こしてしまいます。 これが毛嚢炎の主な原因ですが、脱毛をすることの副作用としても、毛嚢炎は出来てしまうことがあります。
なぜ毛包炎になるの?
原因は? 毛包部の小さな掻き傷や刺し傷、男性のひげそりでできたキズなどから皮膚に細菌が入り込み、炎症を起こします。 原因菌は主に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌と呼ばれる細菌です。 管理が不十分な入浴施設などで緑膿菌と呼ばれる菌に感染して起こることもあります(「温浴毛包炎」と呼ばれます)。
毛嚢炎 どうしたら?
毛嚢炎はできてしまっても、皮膚を清潔に保つことで1週間ほど経つと自然に治る場合がほとんどです。 しばらくしても症状が改善されない場合や炎症や痛みが強い場合は、原因に合った内服薬、外用薬で対処します。 目安として1週間が経過しても治らない場合は、皮膚科で受診いただくことをおすすめします。
脱毛 毛嚢炎 なぜ?
脱毛によって毛嚢炎が起きる理由 医療脱毛はレーザーによって毛包の発毛組織を破壊しますが、このとき皮膚のバリア機能も一時的に低下します。 ここで雑菌が毛穴に侵入すると、毛嚢炎を引き起こすことがあります。 毛嚢炎は脱毛施術後すぐだけでなく、数日から1~2週間後に出てくる可能性があります。
毛嚢炎ほっとくとどうなる?
毛嚢炎を放置すると、色素沈着の原因になったり施術ができなくなったりします。 炎症がひどい場合は、医療脱毛クリニックに相談して医師の診察を受けることをオススメします。