片頭痛、緊張型頭痛ともに女性が男性よりも多いという報告があります。 特に片頭痛は女性が圧倒的に多く男性の3から5倍です。 女性に頭痛が多いのは女性ホルモンの影響・遺伝的な要因・ストレスや痛みそのものに対しての反応性が男性と異なるということが言われております。 その中で片頭痛と女性ホルモンの関連性は特に強いと言われます。
偏頭痛が女性に多いのはなぜ?
2つのホルモンのうち、特にエストロゲンが片頭痛の発現に関係すると考えられています。 エストロゲンは前回の生理が終わると、排卵に向けて増え、排卵時に急激に減ります。 その後また増えて次の生理に向けて減少するという周期を繰り返します。
偏頭痛 何性?
片頭痛発作は通常4~72時間続き、片側の拍動性頭痛が特徴です。 頭痛の程度は中等度~高度で日常生活に支障をきたします。
偏頭痛 何割?
日本全国調査によると、日本人全体での片頭痛の有病率は8.4%と、多くの人が片頭痛に悩まされています。 全年齢層で男性は3.6%、女性は男性の3倍以上の12.9%で、女性に多くみられる疾患です。 特に20〜40代の女性に多く、30代女性では17.6%、40代女性では18.4%と高い有病率が報告されています。
偏頭痛はどんな時におこるのか?
片頭痛の症状は発作的にひどい頭痛が現れて、数時間から2~3日持続します。 典型的片頭痛では、頭痛に先立つ症状として目がチカチカしてギザギザした光が見えたり、閃輝暗点を伴うことがあります。 続いて片側あるいは両側がズキンズキンと激しく痛む症状が現れ、吐き気を伴うこともあります。