ケロイドは皮膚の深いところにある真皮という部分で炎症が続いてしまうことにより生じる疾患です。 炎症ですから、痒みや痛みがあります。 本来、きずを治すために必要な炎症が過剰に続いてしまうため、血管ができて赤く見え、膠原線維(コラーゲン)ができて盛り上がります。
帝王切開ケロイドは何科を受診?
肥厚性瘢痕か「ケロイド」か「皮膚科」で診ていただくとよいでしょう。 肥厚性瘢痕ならば、「少しずつ大きく」なることはありません。 「ケロイド」は今後も刺激によって「大きく」なる可能性があります。
ケロイド体質 何科?
ケロイドで悩まれている患者さんはお近くの形成外科に相談してみてください。 また、肥厚性瘢痕やケロイドを治療しないでほっておいた場合、また効果の弱い治療を続けてしまった場合、徐々に線維が蓄積して硬くなり、関節などで引きつれを起こすことがあります。
ケロイドどうすれば?
痒みや痛みに対して、外用薬(塗り薬、貼り薬)や内服薬が効果を示します。 また、肥厚性瘢痕の盛り上がりやこわばりに対しては、弾力包帯やスポンジなどによる圧迫固定、手術による除去や早期からの内服薬投与が行われます。 ケロイドにも内服薬やステロイドの局所注射などが使われることがありますが、高い効果は期待できません。
ケロイドって何ですか?
ケロイドとは、傷あとが大きく盛り上がったもので、少しずつ拡大してゆくのが特徴です(大きくならないものは肥厚性瘢痕とよばれます。) 見た目のほか、痛みや痒みなどの症状が問題となります。 原因については、様々な議論がなされているものの、いまだ完全には解明されておりません。