なんとなく喉がイガイガする、引っかかる感じがする、痰がのどにへばりついた感じがするなど、喉の違和感が続く人がいます。 様々な検査をしても異常が見つからなことがよくあり、これを咽喉頭異常感症あるいは咽喉頭神経症と呼んでいます。 咽喉頭異常感症はあくまでも他の原因ではないことを確認する必要があります。
喉に違和感があるのはなぜ?
のどの違和感の原因には、大きく分けて2通りあります。 風邪やインフルエンザ、扁桃炎などの「細菌やウイルス」が原因となる場合と、声の出しすぎや喫煙、飲酒、ほこりや花粉の吸いこみなど「物理的にのどに負担がかかる」ことが原因となる場合です。
喉の奥の違和感は何?
異物感、詰まった感じなどの違和感がある場合、咽頭炎・扁桃炎・喉頭炎などの炎症が原因の可能性があります。 また逆流性食道炎など消化器の異常によって違和感が起こることもあります。 まれですが、喉頭がんや咽頭がんの初期症状として喉の違和感が起こっている可能性もあります。
喉の違和感 何科を受診?
のどに違和感がある のどがすっきりしない、違和感がある、異物感があるなど、のどの異常感を訴える人は多いものです。 慢性の咽頭炎や扁桃炎、喉頭炎のほか、喉頭がんや咽頭がんの初期症状の場合がありますので早目に耳鼻咽喉科で診察を受けられることをおすすめします。
喉の違和感 どれくらいで治る?
急性咽頭炎は2週間以内にほとんどが治りますが、急性喉頭炎は1ヶ月以上かかるケースもあって比較的治療期間が長くなることが多くなっています。 治療法は、細菌感染が疑われる場合には抗菌剤を使いますが、ウイルス感染の場合は抗菌剤の効果がないので炎症を抑える薬を処方します。