空気が触れない「歯周ポケット」に入り込み、増殖する しかし、私たち人間は口で空気を吸いますね。 その時、歯の表面はもちろん空気に触れます。 つまり、歯の表面にいる歯周病菌は、呼吸をするだけで死んでしまうのです。
歯周病の匂いってどんなん?
歯周病によって口臭が発生するのは、「メチルメルカプタン」と呼ばれるガスのせいです。 歯周病菌は、食べかすなどに含まれるたんぱく質を分解する過程でこのガスを作り出すのですが、ニオイがとても強烈なのです。 一般的には“腐った玉ねぎのようなニオイ”と表現されます。 これは重症化せずとも生じる歯周病の症状です。
歯周病菌 何度で死ぬ?
10℃以下では増殖がゆっくりになり、 -15℃以下で増殖が停止します! 一般的には75℃で1分以上加熱!
歯周病はなぜなってしまうのか?
歯肉炎・歯周炎を含む歯周病の直接的な原因は、歯垢(プラーク)です。 歯垢(プラーク)は生きた細菌の塊で、そのほとんどが酸素の少ない場所を好むため、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)に潜んでいます。 この歯垢(プラーク)中の細菌が出す毒素によって、歯ぐきに炎症が起きてしまうのです。
歯周病 いつまで?
歯周病が軽度(歯肉炎か 軽度歯周炎)の場合は治療期間の目安が3~6ヶ月程度です。