故人に戒名をつける理由 戒名は、もともとは仏の戒めを受け、仏門に出家した人につけるものでした。 仏教では、人が亡くなると仏の世界へ旅立つ、という考えをしています。 そこで、故人に対し仏門に入った体裁をしっかり整えることで極楽に往生できるように、戒名をつけるようになりました。 6 дек. 2018 г.
戒名はなぜ必要なのか?
戒名は仏様の弟子として認められた証です。 戒名をもらうことによって、死後に故人の魂は仏様のもと(=極楽浄土)へ行くことができるのです。 そのため、お寺から僧侶を呼び、仏式の葬儀を行うのであれば戒名を付けることがほとんどです。
戒名を付けないとどうなるの?
戒名がない故人は、仏弟子と認められません。 お墓を管理する寺院には、仏弟子の証である戒名がついていることが納骨の条件として設けられている場合が多いようです。 寺院にあるお墓の場合、その寺院の檀家の家系だと判断できます。 今後も残された遺族や、子孫たちはお墓のある寺院と関係が続いてくでしょう。
お位牌は必要ですか?
まとめ ・仏教式の葬儀が終わり、その後も寺院とのお付き合いを継続する場合は位牌や仏壇が必要になります。 ・葬儀では全ての宗派で白木の位牌を使用します。 葬儀後、浄土真宗系は寺院より法名が書かれた掛け軸をいただき、浄土真宗系以外は一般的に本位牌を作成します。
位牌がないとどうなる?
ほとんどの仏教宗派の教義では、亡くなった方の魂は遺族の呼びかけに応じる形で位牌に戻り、その場所に留まってくれると考えられています。 そのため、位牌がなければ故人の魂は遺族の呼びかけに答えるができずに自宅に戻ることができません。 このような宗教上の教義から、仏教徒のほとんどの宗派では位牌を準備するケースがほとんどです。