刺激物質 呼吸時に吸い込んだ小さなホコリやゴミなどが鼻粘膜を刺激してくしゃみが出ることがあります。 体外にホコリやゴミなどを吹き出すための正常な反応ですので、心配はいりません。
どうしてくしゃみをするのか?
くしゃみが出るしくみ 鼻の粘膜(ねんまく)にゴミやウイルスなどが付くと、その刺激(しげき)が神経を通じて呼吸に使われる筋肉に伝わり、緊張(きんちょう)させます。 筋肉の緊張がピークになると空気が吸い込まれ、緊張が一気にゆるむと空気が勢い良く押(お)し出され、くしゃみが出ます。
くしゃみする時目を閉じるのはなぜ?
「目を閉じると頬の筋肉が自然と上がるため、それに引きずられる形で鼻の穴が膨らみ、空気が通りやすい状態になるわけです。」 と記載しており、眼球脱臼の防止に加えて鼻腔の空気の通りを良くする効果にも触れている。
くしゃみが大きいのはなぜ?
「くしゃみの原因は何にせよ、刺激を受けたくしゃみ中枢が呼吸筋(横隔筋、肋間筋)、咽頭筋、顔面筋へと伝わり、くしゃみが起こります。 このとき、呼吸筋が反射的に空気を吸い込みますが、吸い込む空気量が多いほどくしゃみの音量も大きくなります」と言うのは、横浜相原病院(横浜市瀬谷区)吉田勝明院長です。
なぜくしゃみをするとき目を開けたままできないのか。?
くしゃみをする際に目を閉じてしまうのは自律神経の反射によるもので、この反射に逆らって意図的に目を開けることもできるそうですが、「くしゃみをする際に目が閉じるのは、目に雑菌が入る可能性を減らすため」という説があるため、「自分の口から吐き出した雑菌を目に入れたくないのであれば、目を閉じたほうが良いかもしれません」とのこと。