さらに、コルチゾールは筋肉を作るアミノ酸の働きを妨げる力も持っており、コルチゾールが大量に分泌されると、腕や足など筋肉の多い部分は反対に痩せていきます。 その結果、お腹や顔が太り、逆に手足が痩せた状態になるのです。 これは「中心性肥満」と呼ばれる、クッシング症候群の典型的な症状。
クッシング症候群 なぜ肥満?
クッシング症候群;腎臓の上にある副腎という臓器はさまざまなホルモンを産生しています。 その一つがコルチゾールというホルモンです。 原因はいくつかありますが、このコルチゾールというホルモンが過剰になるのが副腎皮質機能亢進症です。 コルチゾールの過剰症状の一つが体幹の肥満(その割手足は痩せているので中心性肥満と呼びます。)
中心性肥満の疾患は?
1. 「 クッシング病 」とはどのような病気ですか 副腎皮質ステロイドホルモンの1つであるコルチゾールというホルモンが過剰に分泌され、満月様顔貌や中心性肥満など特徴的な症状を示す病気をクッシング症候群といいます。
クッシング症候群 何歳から?
クッシング症候群は9~11歳前後の中高齢の犬でよくみられる疾患です。 プードル、ダックスフント、ヨークシャーテリア、マルチーズなどの日本でよく飼育されている犬種で好発するとされており、ジャックラッセルテリア、ホワイトテリア、ビション・フリーゼ、キャバリア、シュナウザー、ボクサーなどの犬種でも好発すると報告されています。
クッシング症候群 満月様顔貌 なぜ?
満月様顔貌とは・・・ ムーンフェイスともいう。 副腎皮質ホルモンの過剰分泌、もしくは副腎皮質ホルモン製剤の過剰投与によって引き起こされる。 副腎皮質ホルモンの過剰分泌は、クッシング症候群という病気の代表的な症状であることから、クッシング様顔貌ともいわれる。