もともとのどには防御反応が備わっていますが、タバコの煙や花粉、ほこりなどにさらされ続けると、のどが炎症を起こして神経が刺激され、痛みを感じるようになります。 カラオケで歌い過ぎたり、声を出し続けるなど、のどを酷使した後に痛みが出るのも炎症が起こっているためです。
喉の炎症はなぜ起こる?
風邪のウイルスなどに感染するとのどの細胞が破壊され、炎症が生じます。 この炎症が、痛みや腫れの原因になるのです。 炎症が起こる原因はウイルスや細菌の感染だけではありません。 タバコの煙や花粉、ほこりなどにさらされ続けたり、過度のお酒や香辛料による刺激を受けたりすることでも炎症は起こります。
喉の炎症 いつ治る?
急性咽頭炎で細菌感染が疑われる場合は抗生剤、ウイルス感染のみと考えられる場合は喉の炎症を抑える薬を処方し、ネブライザー治療も有効です。 適切な治療を受けて安静を保つことでほとんどの場合、2週間以内に治ります。
喉がイガイガ なぜ?
のどは食べ物や飲み物、空気の通り道です。 外からのものを直接取り入れる窓口になるため、食べ物や空気とともに病原体となる細菌やウイルスが侵入しやすい場所でもあります。 疲れなどによって、のどの抵抗力が低くなると、のどに細菌が感染することでイガイガするなどの違和感を感じ、のどが痛くなります。
喉がヒリヒリするのはなぜ?
胃酸でのどがヒリヒリする逆流性食道炎 胃の内容物が食道に逆流してくる「逆流性食道炎」によって、のどにヒリヒリする痛みや不快感などが起こる場合もあります。 胃酸が逆流してのどに炎症を起こすためです。 胸やけや、のどの奥にすっぱいものがこみあげてくる感覚などが起こります。