人間の体毛には、紫外線などの外的要因から肌を守る役割があると言われています。 しかし、肛門周りは衣類やお尻によって守られているので、尻毛に役割はほとんどないと言われています。 反対に尻毛の量が多いと、汗をかいたときの蒸れの原因になり、その蒸れが原因でニオイが発生し不衛生な環境を作りやすくなってしまいます。 19 мар. 2021 г.
肛門の毛をそることは意味がありませんか?
その場合には、肛門の毛をそることは全く意味がありません。 むしろ意識を肛門に向けることによる「精神性発汗」が上乗せされることもありますので、そのままにしておくのがよいでしょう。 治療としては、わたしの患者さんで同じような悩みをもっていた方が排便の後に「酸性水」で軽く肛門周囲(肛門粘膜でなく)を洗浄することで臭いを抑えられた人がいます。
お尻まわりのケツ毛の処理は難しくなりますか?
お尻まわりのケツ毛の処理はなかなか容易なことではありません。 ましてや自分で処理するとなると、お尻の前に鏡を置いて背中を丸め、ギュっと屈んだ状態で手を伸ばして処理することになり、もしカミソリで剃るときに少しでも手元が狂えば、誤って肛門を切ってしまうなど怪我につながる恐れもあります。 そのため、自分の目では見えにくいケツ毛を処理するときは、電動型の「シェーバー」がおすすすめ。
なぜおしりの毛は生えてくるのでしょうか?
しかし、おしりの毛はなぜ生えてくるのでしょうか。 まずはじめに、おしりの毛が生える理由やその必要性、処理をするメリットについて解説します。 まず、おしりの毛が生えてくる理由や役割を知ることから始めましょう。 そもそも、人間の体毛は外から身を守るために生えています。 例えば、トイレで使用するトイレットペーパーや下着を身に付けると生じる摩擦などから身体を守るために、おしりや肛門周りの毛は濃くなっていきます。 また、体臭が濃い場所も毛が生えやすくなります。 そんなおしりの毛ですが、現代においては服や脂肪で十分保護されていますので、必要性は高くありません。 逆に毛があると下着で蒸れるので汗をかきやすく、匂いの原因となります。 そのため、おしりの毛は処理しておく方がいいでしょう。
毛抜きは肛門周りから毛を取り除くことができますか?
毛抜きは毛根から毛を取り除けるので、お手入れ頻度は少なくなりますがデメリットも多いです。 肛門周りは皮膚が薄く、強い痛みを伴います し、見えにくいので皮膚を挟んでしまう可能性もあります。 また、 毛穴が開いて排泄物などから雑菌が毛穴に入り、炎症する可能性も考えられる ので注意が必要です。 肌をガードするアタッチメントが付いている電気シェーバーが多いですが、 カミソリ同様に見えにくい場所は誤って肌を傷つけてしまう可能性が高い です。 電気シェーバーも刃物なので万が一のことを考えて自己処理は避けたほうが良いでしょう。 そもそも 電気シェーバーは尻毛処理の利用を想定して作られていない ことも理解しておいてください。