飲料水などでとった水分は、腸から吸収され、血液などの「体液」になって全身をたえず循環しています。 体液は、私たちの生命に関わる様々な役割を果たしています。 それは、酸素や栄養分を細胞に届け、老廃物(体内のゴミ)を尿として排泄することです。
なぜ人間には水が必要なの?
人間の体の3分の2は水分とも言われ、血液等で全身を回ったり、排出物を出す際や、汗などによる体温調節にも使われており、人間の生命維持には不可欠だ。 酵素等の反応も水分に溶けた状態で行われるのでやはり水がなければ体が機能しなくなるだろう。
水分補給はなぜ必要?
失われた分を補給しなければ、体内の水分量が減り、体にさまざまな不調が現れることがあります。 例えば、体内の水分量が減ることで血液の巡りが悪くなり、頭痛や冷えの原因になることがあります。 ひどい場合には、酸素や栄養素が運ばれず、脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる重大な病気につながる恐れもあると言われています。
水がなかったら人はどうなるか?
水分減少による運動能力の低下 体内の水分が2%失われるとのどの渇きを感じ、運動能力が低下しはじめます。 3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこり、4~5%になると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれます。 そして、10%以上になると、死にいたることもあります。
人は水がないと生きていけないのはなぜ?
体内の水が不足することを脱水症状と呼んでいますが、脱水症状をおこすと、体温を調節する汗が出なくなり体温が上がってしまいます。 また、汗や尿が出なくなるため体内に老廃物が溜まり、血液の流れが悪くなり、全身の機能が障害を起こして、死に至ってしまうのです。