人間の体には毛穴の他にも汗腺という小さな穴が無数に存在しており、汗をかくことで体温を調節しています。 肌を洋服で守る文化がなかった時代、そんな無数の穴が無防備な状態では、すぐに細菌が侵入する恐れがあったため、そういった外からの直接的な刺激や紫外線などから、毛が守ってくれるという効果があったのです。 10 июн. 2015 г.
なぜ人間は毛が生えるのか?
産毛も含め体毛の役割は「体温を保つ、外からの刺激(紫外線、こすれ、衝撃など)から体を守る」というのが定説のよう。 確かに、毛が多く生えている場所には脳(頭)、生殖器(デリケートゾーン)、リンパ節や太い血管(ワキ)など大切な臓器があることから見ても、納得です。
なぜ毛を抜いても生えてくるのか?
毛乳頭の上の部分に「毛母細胞」というものがあり、この毛母細胞が毛乳頭から栄養をもらい、 細胞分裂することで毛が発生し成長します。 つまり、毛母細胞がある限り、いくら抜いても抜いても毛が生えてきてしまうのです。
なぜ人間は体毛が薄いのか?
どうして、サルの仲間で人間だけに体毛がないんでしょうか。 調べてみると、その理由については諸説あるようです。 高温多湿で体温の上昇を防ぐためになくなったんだとか、人間はもともと幼型成熟(ネオテニー)で体毛が生える前の状態で生まれてくるからだとか、ノミやシラミといった寄生虫から身を守るためとか。
なぜ人間の髪の毛は伸び続けるのか?
毛は、毛根の一番根元の少しふくらんだ部分でつくられています。 毛根が、長い間どんどん新しい毛をつくり続けるために、かみの毛は長くなり、たとえ切ってもまたのびてくるというわけです。 反対に、毛根が早く毛を作るのをやめてしまうと、それ以上のびませんからあまり長くはなりません。 たとえば、まつげなどがそれにあたります。