女性の方が尿道が短く、細菌が膀胱まで簡単に到達してしまいます。 多くの場合、おしっことともに細菌は膀胱の外へ洗い出されますが、おしっこを我慢したり、体調が悪かったりすると膀胱の中で細菌が繁殖して膀胱炎を起こします。
おしっこを我慢するとなぜ膀胱炎になる?
女性は体の構造上、健康体でも尿道に細菌が入っていることもありますが、排尿すれば、尿と一緒に細菌が押し出されるので膀胱炎にはなりません。 それを我慢してトイレに行かないでいると、膀胱の中が細菌を繁殖し培養する場所に変わり、膀胱の壁が真っ赤にただれて炎症を起こしてどんどん膀胱炎が悪化してしまうのです。
膀胱炎おしっこ我慢どれくらい?
1回排尿量では、膀胱に200ml溜まれば日常生活に支障が無いとされます(我慢すると300ml以上も溜まります)。 このことから、1日の排尿回数は普通では7~8回程度となります。 膀胱炎を起こしやすい方は、1日2000ml程度の尿量を目安にすると良いでしょう。
トイレを我慢しすぎるとどうなる?
我慢が長くなると、膀胱の内圧が高まり、圧が腎臓の上部へ押しやられ損傷を与える結果となります。 また腎臓機能にも損傷を与え始めます。 もし前立腺が腫れていて、もしくは尿路がブロックされているなどでオシッコができない場合、どれくらいの時間我慢しているかによりますが2級、3級の損傷が起こってしまいます。
膀胱炎 何度もトイレ?
頻尿: 炎症で膀胱が頻繁に刺激されるので、トイレに行く回数が増加します。 症状の強い時は10分ごとにいくことも。 産生される尿量はおなじなので、1回ででる尿の量は少なくなります。 濁った尿:膀胱炎になると、菌の影響で濁った尿になります。