アポクリン腺から出る汗 脂質・たんぱく質・糖質・アンモニアといった成分を含む。 汗そのものは無臭で、皮膚に存在する菌が汗を分解することで、いわゆる「ワキガ臭」が発生し、皮脂と混ざることでさらにニオイが強くなる。
ワキガ なんの匂い?
ワキガがどんな匂いか例えると、スパイスのような匂いです 人によって匂いの感じ方に違いはありますが、ワキガがどんな匂いか例えると、スパイスやカレーといった香辛料の匂いになります。 ほかにも鉛筆の芯の匂いや、劣化したプラスチックの匂い、硫黄の匂いなどに例えられることもあります。
わきがの臭いいつから?
アポクリン汗腺は、フェロモンを発する性腺の一つといわれています。 そのため、思春期頃になると性ホルモンの影響でアポクリン汗腺からの汗の分泌量が増え、ワキガ臭が気になり始めます。 そして、個人差はありますが、平均的に女性は16歳頃、男性は18歳頃にワキガが発症するといわれています。
なぜ脇は臭くなるのか?
脇に多く分布するアポクリン汗腺は毛穴に開口しているため、皮脂や老廃物が混ざった汗を分泌します。 汗は体温調節機能を持ちますが、アポクリン汗腺から分泌される汗は個人差のある臭いを放ちます。 また、脇は蒸れやすいため、さまざまな雑菌が増殖し、臭いがさらにきつくなりえます。
ワキガかどうか?
わきがのにおいの原因となる、アポクリン汗腺から出る汗は、粘り気があり、洋服に付くと黄ばみます。 ですから、脇と直接触れる服の部分が黄ばんだり、茶色く変色したりしている場合には、わきがの可能性が高くなります。