内痔核の原因は多岐にわたりますが、トイレの時間が長かったり、便秘で排便時にいきむことが多い人、タクシーやバスの運転手さんのように1日の仕事時間の大半を座ったまま過ごすことが多い人は肛門周辺の静脈叢の血液の流れが悪くなり、血液も停滞し内痔核ができやすくなります。
痔になるのはなぜ?
痔になる主な原因としては、「便秘」や「下痢」、「排便時のいきみ」「座りっぱなし」などがあります。 たとえば、便秘などで便が硬くなると、排便の際、肛門に圧力がかかり、出口が切れてきれ痔になったり、肛門の静脈叢と呼ばれる血管の集まった部分がうっ血して、いぼ痔になったりします。
ストレスで痔になりますか?
ストレスは、免疫力を低下させるので、細菌に対する抵抗力がなくなって肛門が炎症を起こしやすくなります。 もともと肛門はきたない便が通過するところなので、おびただしい細菌と接触しています。 ストレスによって肛門の防御因子である局所免疫力が低下すると、攻撃因子がまさって肛門に炎症が起こり、痔の症状があらわれます。
痔になったらどうする?
自分でできる対処法1おしりに負担をかけない排泄を 排便時に無理にいきむと、おしりに負担がかかり、うっ血を起こしやすくなります。 ... 2肛門を温める 入浴時には、湯船にゆっくりと浸かっておしりを温めるようにしましょう。 ... 3便秘や下痢にならないような生活を ... 4いぼ痔を無理に押し込まない ... 5市販薬で症状を改善するいぼ痔の基礎知識|ヘモリンド舌下錠|小林製薬
内痔核って何?
① 内痔核(いぼ痔) 内痔核とは直腸、肛門部に「うっ血による腫瘤(しこり)」をつくったものです。 排便時の痛みや出血 、進行すると脱出(脱肛)します。 うっ血の原因は下痢や便秘、妊娠出産、長時間の立ちっぱなし、座りっぱなしなどです。 内痔核は4段階に分類されます。