いぼ痔(痔核)は、その名のとおり、肛門にいぼ状のはれができる状態です。 歯状線をはさんで肛門の内側にできるものを内痔核(ないじかく)、外側にできるものを外痔核(がいじかく)と呼びます。
内痔核 外痔核 どっちが痛い?
内痔核は進行度にともない出血や脱出症状を伴し、通常は痛みを伴いません。 しかし、脱出性内痔核になると痛みを伴う場合もあります。 外痔核は痛みや肛門周囲の腫脹を伴います。
外痔核 どんな?
外痔核とは肛門外縁に「血栓(血の塊)による腫瘤(しこり)」をつくったものです。 原因は硬い便や太い便、長時間の立ちっぱなし、座りっぱなしなどで、肛門の縁の血管が破けて血栓(血の塊)ができます。 症状は突然の肛門部の腫れ(しこり)と痛みで、2週間程度で腫れはひきます。
脱肛 ほっとくとどうなる?
痛みが強いとすぐに受診することになりますが、痛みがないときに脱肛しているものを受診せずに放置していると、直腸や大きい痔核が脱肛している場合には肛門括約筋が引き延ばされて肛門が緩くなることがあります。 緩くなると、手術をしても肛門の締りを元に戻すことはできません。
外痔核 内痔核 どっち?
つまり、「内痔核」は「歯状線の奥の柔らかい粘膜が脱出してくるタイプの痔核」であり、「外痔核」は「外側のかたい皮膚が出っ張ってくるタイプの痔核」です。 内痔核の発生する直腸粘膜には神経がないので、内痔核があっても痛みはありません。 一方、外痔核が発生する肛門上皮には痛覚があり、激しい痛みを伴うことがあります。
