逆流性食道炎を放置すると・・ 胃酸の逆流が長期に続くと、バレット食道という病態を引き起こします。 バレット食道は、特殊な食道がん(バレット腺がん)の発生母地となり、食道がんのリスクが高まります。 また、食道粘膜障害が強くなると、食道狭窄を引き起こし、食べ物が通りにくくなってしまうことがあります。
逆流性食道炎になったらどうしたらいい?
逆流性食道炎の対処法 逆流性食道炎になってしまった場合の対処法は、予防法と同じく胃酸の分泌が増える食習慣や逆流が起きやすくなる生活習慣を避けることです。 それによって自覚症状がなくなることもあります。 食習慣や生活習慣の改善でも自覚症状が改善しない場合は医師に相談しましょう。
逆流性食道炎 何日続く?
治療を開始すると、通常は数日で効き始めて、1~2週間で改善することが多いです。 一時的に症状が改善しても再発することが多いので、長期間薬を飲み続けることが必要になることもあります。 食道粘膜の炎症が完全に良くなるには約8週間はかかるといわれています。
逆流性食道炎はどれくらいで治るか?
いつまでお薬を飲みますか? 基本的には、約2ヶ月間が投薬治療期間となりますが、胸やけなどのつらい症状がとれてとしても、治ったとは限りません。 さらに、逆流症状は、ほぼ100%再発すると言われていますので、維持療法を行う必要がある時もあります。
逆流性食道炎 悪化したらどうなる?
食道の炎症が高度(ひどい)の場合、食道からの出血や、炎症が繰り返されることで食道の狭窄(きょうさく)(狭くなること)を引き起こすことがあります。 また、長期的に逆流性食道炎が存在することで食道の粘膜が胃と同じ粘膜に置き換わるバレット食道という変化を生じえます。