逆流性食道炎に対する薬としては、胃酸の分泌を抑える薬、消化管運動改善薬、漢方薬(六君子湯)などが処方されます。 薬の服用によって自覚症状や食道炎が改善した場合、引き続き薬を飲むかどうかは医師が患者一人ひとりについて判断します。 薬を飲むことと並行して、予防法で挙げたような生活習慣の改善も必要になります。
逆流性食道炎は自然に治りますか?
逆流性食道炎って自然治癒はするの? 原因が一過性の胃酸逆流であれば、症状がないこともあります。 また、症状は軽微で自然に治ることもあります。 無症状の患者さんの胃カメラ検査でしばしば逆流性食道炎の『傷跡』を認めることがあります。
逆流性食道炎になったらどうしたらいい?
現在では逆流性食道炎の治療は薬物療法が主体です。 治療に使用される内服薬は、胃酸の分泌を抑制する薬剤や、胃や食道の食べ物を送り出す運動を亢進させる薬剤、食道・胃の粘膜を保護する薬剤があります。 特に、胃酸の分泌を抑制するものは治療効果が高いと報告されています。
逆流性食道炎 何日間?
薬物療法 服用開始し2〜3日もすると、不快症状はかなり軽減しますが、食道粘膜の炎症をしっかり修復するには約4~8週間の服用が必要です。
逆流性食道炎はどれくらいで治るか?
いつまでお薬を飲みますか? 基本的には、約2ヶ月間が投薬治療期間となりますが、胸やけなどのつらい症状がとれてとしても、治ったとは限りません。 さらに、逆流症状は、ほぼ100%再発すると言われていますので、維持療法を行う必要がある時もあります。