主に、尿蛋白、尿糖、尿沈渣(にょうちんさ)、尿潜血、尿比重について調べます。
尿検査で何がわかるの?
まず、おしっこに直接かかわる病気として、腎臓病、膀胱・尿管・尿道の病気。 そのほか血液の病気や心臓病、肝臓病、膵臓病。 ホルモンバランスの崩れによる病気や体内に腫瘍ができたこと。 ストレスなど精神神経科の病気の一部や赤ちゃんができたことも、尿の成分を調べればわかります。
尿は何性?
健常人の尿は弱酸性でpH 6.0~6.5前後であり,生理的にもpH 4.5~8.0の間を変動する. 一般に,動物性食品過剰摂取後では酸性に,植物性食品過剰摂取後ではアルカリ性に傾くとされる.
尿蛋白が出たら何科?
尿蛋白が多い場合は、腎臓病の可能性があるため、腎臓内科を受診してください。 尿蛋白と尿潜血が同時に出ている場合も、腎臓病の可能性高いです。 尿潜血が多い場合は、結石や癌の可能性もあるため、泌尿器科を受診してください。
尿潜血で何がわかる?
尿潜血の検査で陽性が出た場合に多いのが尿路結石症です。 尿路とは腎臓で作られた尿が膀胱にためられ、尿管を通って体外に排出されるまでの経路のことをいいますが、その途中のどこかに老廃物がたまって結晶化する症状のことを結石症といいます。
尿検査でわかりますか?
尿検査でわかることは? では、尿検査では何を測定し何がわかるのでしょうか? それは尿が作られるまでの過程を考えるとわかりやすいと思います。 尿は、腎臓と言う臓器で作られます。 腎臓はいわば血液から不要な物質を濾し取る臓器です。 腎臓で作られた尿は、尿管を通って膀胱に集められ、ある程度の量が貯まると尿道を通じて排泄されます。 通常は、ゴミの不要な成分と水分が尿を通じて体外に排泄されるということになりますが、様々な疾病によって、尿中に本来は含まれるはずのないもの、含まれてはならないものが混じってきます。 尿検査では、これらをチェックするわけです。 では、どんなものが混じってはいけないのでしょうか? 代表的なものについて解説しましょう。
尿検査は自己判断が必要ですか?
尿検査は簡便な検査である反面、過労や過度の運動などでも異常が見られる項目もあります。 自己判断はせずに、まずは、お近くの内科で診察・検査を受け、今後の検査・治療方針を決めていくことが重要です。
尿検査の代表的な項目は何ですか?
尿検査の代表的な項目……蛋白、糖、潜血など 1 蛋白(タンパク) 蛋白は基本的にゴミではありませんので、本来 ... 2 糖 腎臓の機能そのものが正常でも濾し取る血液に含まれる糖の成 ... 3 ウロビリノーゲン これも糖と同じく、腎臓の機能そのものではな ... 4 潜血 通常は尿中に血液は混じりません。...
尿中から見つかる可能性はありますか?
これが尿中から見つかるということは、濾し取る編み目に問題があるということになります。 もし、蛋白が認められた場合には、腎臓の病気(腎炎やネフローゼ症候群)などの可能性を精査していきます。 腎臓の機能そのものが正常でも濾し取る血液に含まれる糖の成分が多ければ、当然、濾し取ったあとの尿にも糖分が含まれます。 血糖を測定するには採血しなくてはなりませんので身体にそれ相応の負担がかかります。 しかし、尿糖は排泄された尿を測定するため身体に負担がかかることはないというメリットがあります。 最近はメタボリックシンドロームで知られるように糖尿病患者さんが増えていることもあり、健康診断での尿糖チェックはほとんどのケースで行われています。