ニキビが治っても、ずっと赤いままなのはどうしてしょうか? 「皮膚の内部で炎症の残骸が残っているためです。 ニキビは純粋な感染症ではなく、アクネ菌が出す菌体に対して過剰な炎症反応が起こってしまうもの。 炎症を起こした細胞が放射したサイトカインや蛋白分解酵素が残っているため、赤みが残ってしまうのです。
ニキビ跡 赤み 何年も?
大きなニキビや奥にこもったニキビは、炎症が真皮まで及び、毛細血管が退縮せずに残ることがあります。 その場合、赤みが長期間続くこともあります。 また、炎症が強く、真皮まで赤血球が漏れ出てしまうと、真皮のターンオーバーは5~6年以上の周期のため、何年も赤~赤黒いニキビ跡が残ってしまうケースもあります。
ニキビの赤み いつまで?
赤ニキビなど炎症を伴ったニキビのコントロールには約3ヶ月の治療期間が必要です。 炎症が改善した後も、新しいニキビができるのを防ぎ、ニキビが落ち着いた状態を維持するためには、長期的な治療が必要です。
ニキビ なぜ赤い?
アクネ菌が詰まった毛穴の中で増殖し、赤く炎症を引き起こします。 アクネ菌は皮脂を好み、酸素を嫌うため、詰まった毛穴の中は増殖するのに格好の場所なのです。 この状態が「赤ニキビ」です。 つまり、赤みを伴ったニキビはアクネ菌などの細菌が感染した状態です。
ニキビ跡 なぜ赤い?
赤みは血管の色で、皮膚の下にある血管が透けて見えることが赤いニキビ跡の原因となります。 ニキビでは毛穴に炎症がおきますが、炎症の程度が強かったり、炎症が繰り返し続いた場合には毛細血管が増えてしまいます。 そのために皮膚の下にある血管が赤く見えるようになります。