また、炎症が強く、真皮まで赤血球が漏れ出てしまうと、真皮のターンオーバーは5~6年以上の周期のため、何年も赤~赤黒いニキビ跡が残ってしまうケースもあります。 これは、皮膚のターンオーバーが正常に働いていなかったり、毛細血管の退縮が遅かったり、真皮層の紫斑の分解が起こらなかったりと、様々な原因が考えられます。
何年もニキビ跡?
ニキビが悪化し、表皮よりも深い真皮にまでダメージを与え、色素沈着を起こした場合、自然に治るまでの期間は数か月~数年かかることがあります。 真皮層のターンオーバーのサイクルは4~5年と言われていますので(年齢を重ねることでこちらも長くなっていきます)、場合によっては治るまで年単位の期間がかかることがあるのです。
ニキビ跡 赤み いつまで?
赤く目立つことから気にする人も多いですが、基本的には自然に消えていきます。 個人差はありますが、ニキビの治癒から1ヶ月ほどで赤みが落ち着き始め、早ければ2~3ヶ月で目立たなくなります。 ただし、炎症が強い場合や、同じ場所で何度も炎症が繰り返されている場合には、長期間赤みが続いてしまうことがあります。
ニキビ跡 なぜ赤くなる?
赤みは血管の色で、皮膚の下にある血管が透けて見えることが赤いニキビ跡の原因となります。 ニキビでは毛穴に炎症がおきますが、炎症の程度が強かったり、炎症が繰り返し続いた場合には毛細血管が増えてしまいます。 そのために皮膚の下にある血管が赤く見えるようになります。
色素沈着 何年で治る?
半年以内、長くても1年以内には自然消失することが一般的ですが、色素沈着の原因や患者の肌の状態などによっては慢性のケースや、消えるまで数週間~数年かかるケースもあります。