のどの“炎症”が、痛みや腫れを引き起こす ところがのどが乾燥すると、この防御機能が低下し、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。 風邪のウイルスなどに感染するとのどの細胞が破壊され、炎症が生じます。 この炎症が、痛みや腫れの原因になるのです。 炎症が起こる原因はウイルスや細菌の感染だけではありません。
扁桃炎 のどの痛み?
のどの奥の左右両側にある扁桃が、細菌などの感染により炎症を起こしたものが「扁桃炎」です。 扁桃は赤く腫れ、しばしば白い膿を持ちます。のどの強い痛み、つばを飲み込むときの強い痛みがあり、高熱を出すこともあります。 安静が必要です。 扁桃の膿を取ったり、うがい、抗菌薬の内服などで治療します。
のどの痛みに効く食べ物?
そして、喉の痛みに効く食べ物では、消化酵素がたっぷりで炎症を抑える効果が強い大根とハチミツを漬け込んで大根ハチミツを作り、お湯で割ったり、ほうじ茶や紅茶などに入れます。 また、風邪や喉が痛む時に効果的な生姜は、殺菌効果と身体を温める効果があり、普段から食べるように心掛けましょう。
のどの痛みをとる?
外用薬としては、トローチやドロップのなめる薬や、うがい薬、のどスプレーなどがあります。 それぞれ成分によって作用が異なりますが、主には殺菌したり炎症を抑えたりする作用があります。 また、のどを乾燥から守り湿度を適度に保つと痛みは緩和されますから、マスクをすることも痛みを緩和する一つの方法です。
のどの痛み イブプロフェン?
内服薬 頭痛薬にも用いられる「イブプロフェン」や「アセトアミノフェン」などが配合されている内服薬は、炎症を抑える作用や鎮痛作用があるため、「つばを飲み込むのも辛い」あるいは「赤く腫れて痛い」といったのどの痛みにも効果を発揮します。 「トラネキサム酸」配合の内服薬も炎症を抑える効果が期待できます。