のどが痛い、イガイガ感や違和感がある……のどが痛くなる原因には、空気中のほこりや花粉、声の出し過ぎ、過度な喫煙や飲酒が原因の「のど単体で起こるもの」と、風邪やインフルエンザ、扁桃炎など「細菌やウイルスの感染によるもの」とがあります。
のどの奥が痛い?
のどの奥の左右両側にある扁桃が、細菌などの感染により炎症を起こしたものが「扁桃炎」です。 扁桃は赤く腫れ、しばしば白い膿を持ちます。のどの強い痛み、つばを飲み込むときの強い痛みがあり、高熱を出すこともあります。 安静が必要です。 扁桃の膿を取ったり、うがい、抗菌薬の内服などで治療します。
なぜのどが痛くなる?
のどが痛くなる原因には、ウイルスや細菌による「感染」、鼻づまりや口呼吸などによる「のど粘膜の乾燥」、長時間しゃべり続けたりすることによる「のどの酷使」、タバコや香辛料などによる「のどへの刺激」が挙げられます。
いつまでも喉が痛い?
唾を飲むと痛みを感じる期間が長く続いている場合は、乾燥やしゃべり過ぎ、カラオケなどでの大声の出し過ぎによる喉の炎症が考えられます。 喉を使い過ぎた後に適切にケアしないと、炎症がいつまでも治まらない場合もあります。 痛みを感じる場合は、のど飴を舐めたり、水分を補給したりして悪化を防ぎましょう。
のどの痛み 長引く?
長引くのどの痛みが、咽頭炎でも扁桃炎でも逆流性食道炎でもない場合は、病院を受診するべきです。 また、逆流性食道炎の市販薬を服用しても、3日程度で症状に改善が見られない様であれば薬が合わない、または他の原因が潜んでいる場合がありますので病院を受診しましょう。