化膿している場合、消毒後に抗生物質配合の皮膚用薬を使いましょう。 傷口についた砂や泥などを流水(水道水)で十分に洗い流します。 その際、傷口だけでなく傷のまわりも洗い流すようにします。 その後清潔なガーゼなどで水気を拭き取ります。
膿ができるのはなぜ?
膿は、細菌をやっつけるために戦って壊れた白血球や、死んだ細菌などを含んだ液体で、通常の体液と違って粘りや臭いがあり、黄色や緑色などの色がついています。 原因となる細菌は、主にブドウ球菌・連鎖球菌・緑膿菌などです。
化膿しているかどうか?
しかし、膿であるか(化膿しているか)は、炎症症状の有無で判断します。 具体的には、傷周囲の皮膚に発赤・腫脹があれば化膿していると判断します。 発赤・腫脹がなければ感染していないと判断します。
化膿 何科受診?
病院は何科を受診する? 傷口がジュクジュクして治らない場合には、皮膚科または形成外科を受診しましょう。 一般的に、皮膚科では塗り薬などで治療することが多いです。 一方で、形成外科では手術を中心に治療します。
化膿 放置 どうなる?
また、炎症を放置して置くと、膿瘍となり、破裂します。 炎症は人が起こしているものですが、皮膚の組織を破壊し、壊死させてしまいます。 そのため、炎症が長引くと、自壊した後の組織は色素沈着を残し、瘢痕となります。 炎症を長引かせずに早期に治療を行い、炎症を早期に抑える事が術後の創部のためには重要となります。