毎年、冬を中心として、秋から春の終わりまで流行する傾向が見られます。 ノロウイルスが口に入って発症するまでの期間は24~48時間、平均36時間です。 ノロウイルスによる胃腸炎の症状は、主に、胃の不快感、突然の嘔吐、腹痛や軽い下痢で、嘔吐や軟便のみの場合もあります。 その他に、筋肉痛がみられることもあるようです。 3.予防法 残念ながらノロウイルスに対するワクチンは実用化されていませんので、ノロウイルスの予防法としては、手指を介した接触感染の経路を遮断する意味で石けんを用いた手洗いが最も重要です。 特に、食事を用意する際や食事の前、トイレに行った後、いろいろな物に触れた後、外出から帰った後は、手洗いが欠かせません。
ノロウイルスの感染期間はどのくらいですか?
ノロウイルスの感染期間. ノロウイルス に感染してから治るまでの期間は、通常2~4日です。. 感染すると1~2日の潜伏期間(感染してから発病するまでの期間)を経て、嘔吐や下痢、軽い発熱などの症状が現れます。. ほかに持病がなく健康な人であれば、これらの症状は1~2日ほどで自然に治まります。. ただし、症状が治まった後も3~7日ほどはウイルスが便中に排出されるといわれています。. ノロウイルスは感染力が強く、便が飛沫して口に入ることなどで人に感染する可能性があるため、症状が治まってもしばらくは注意が必要です。.
ノロウイルスの予防対策はどれですか?
ノロウイルスの予防対策としてもっとも効果的なのは、せっけんや流水による手洗いです。 せっけんにはウイルスの活動力を失わせる(失活化)効果はありませんが、手の油分が失われることにより、手指のウイルスが剥がれやすくなります。
ノロウイルスに感染した人の食中毒はありますか?
ノロウイルスに感染した人のふん便やおう吐物には大量のウイルスが排出されるため、飲食店のキッチンスタッフがノロウイルスに感染していると、大規模な食中毒となる可能性があります。 出来るだけ以下のような予防を講じましょう。
ノロウイルスの感染が疑われる場合、出席停止になる可能性がありますか?
しかし、ノロウイルスも人に感染する病気のため、感染の恐れがあると学校長や医師が判断した場合には、出席停止となることがあります。 社会人においても同様に治るまで自宅療養が必要と判断される場合があります。 いずれにしても、ノロウイルスの感染が疑われる場合には自己判断で登校・出勤せず、まずは学校や職場に連絡するようにしましょう。