女性は50歳になる前に検査を 閉経して、このエストロゲンの分泌量が減ってきますと、骨吸収のスピードが速まるため、骨形成が追いつかず、骨が脆くなってしまうのです。 そして、閉経を迎える50歳前後から骨量は急激に減少し始めます。
骨量減少 なぜ?
骨量(骨密度)は年齢によって変化します 20歳ごろ以降の骨量(骨密度)は40歳半ばまでほぼ横ばいとなり、50歳近くからは減少、特に女性は男性と比べて骨量(骨密度)が急激に減少します。 これは骨量の減少する主な原因が、閉経と加齢であるためです。 骨強度を決めるもう一つの要素の骨質も劣化します。
骨密度 なぜ下がる?
加齢によって骨密度が低下するのは、女性ホルモンの分泌量減少に加えて腸管でのカルシウムの吸収が悪くなったり、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくる働きが弱くなるなどの理由があります。 また、若い頃よりも食事量や運動量が減るといった生活習慣の変化も関係します。
骨密度が減るとどうなる?
骨粗しょう症とは、骨密度の低下によって骨がもろくなり、骨折しやすくなる病態です。 加齢、エストロゲンの不足、ビタミンDやカルシウムの摂取不足、およびある種の病気によって、骨密度や骨の強度を維持する成分の量が減少することがあります。 骨粗しょう症による症状は、骨折が起こるまで現れないことがあります。
骨粗鬆症 女性に多い なぜ?
骨粗鬆症とは、骨の量が少なくなったり、骨の中身(構造)が悪くなり、そのため骨の強さが脆くなり骨折しやすくなった状態をいいます。 女性ホルモンが骨の代謝を調節しているために、閉経により女性ホルモンが減少すると骨粗鬆症を発症しやすくします。 これを閉経後骨粗鬆症といいます。