「移行対象であるぬいぐるみを卒業すべき時期はあるのか」「大人になっても、移行対象がある人は何か理由があるのか……」と気になりますね。 一般的に、移行対象としてのぬいぐるみを強く求めるのは3歳くらいまでですが、それ以降、小学生になっても、そのぬいぐるみが手放せないお子さんもいるでしょう。
移行対象 いつまで?
生後6カ月から1歳まで 移行期と呼ばれ、ぬいぐるみが心理的な意味を持つようになります。 ハイハイができるようになり、物理的に母親から離れるため、不安になって人見知りや後追い行動をするようになります。 移行対象としてのぬいぐるみが大事になっていきます。 ●1歳から3歳まで 相対的依存期です。
ドゥドゥ いつから?
子どもが親以外の他者の存在を認識しはじめる生後8カ月頃から、親がいない場でも親代わりとしてドゥドゥを持たせることで子どもの自立を促すとされています。
ぬいぐるみ なぜ落ち着く?
ぬいぐるみに自分自身の寂しさや不安、いたたまれなさを投影して抱きしめることで、自分で自分の心を抱きしめて癒やす、といった感覚になるのです。 ぬいぐるみを抱きしめて寝る場合には、不安やストレスを解消しながら、自然な姿勢で体を預ける事ができるため、精神的にも姿勢的にも理にかなった睡眠アイテムといえます。
子供はなぜぬいぐるみが好き?
ぬいぐるみという移行対象は子供の精神安定剤 ぬいぐるみ=移行対象があることで、子供はママと自分だけの世界から、ママと離れた外の世界に踏み出しやすくなります。 それまで安心で安全だった場所から外の世界に出ていく時、子供は強い不安を感じます。 そこで、ママ代わりの安心感をぬいぐるみから感じ取っているのです。