大腸の粘膜は、元々粘液で保護されていますが、脱出や病気により炎症を起こすことで、粘液分泌が増加します。 また、肛門周囲の皮膚も、便の付着によるかぶれや、紙で擦りすぎることで浸出液や粘液が発生します。 つまり、粘液が出る場合は、大腸や肛門の病気の可能性があるので注意が必要です。 診断は、肛門鏡や大腸内視鏡を行います。
肛門 粘液 何科?
おしりからの粘液は、隠れた病気のサインになっているケースもあります。 病気は早期治療が大切です。 症状が気になるときは、お近くのクリニックに相談だけでもしてみてください。 消化器内科・肛門外科など病院を受診してください。
泥状便 なぜ?
便にふくまれる水分が多くなり、液状や泥状(どろじょう)になった状態です。 細菌(さいきん)やウイルスに感染していたり、食べすぎ・飲みすぎ、からだの冷え、大腸・小腸の病気、くすりの副作用などさまざまな原因があります。 精神的なストレスや緊張(きんちょう)によって起こることもあります。
粘液便 どんなもの?
粘液便は、粘液のみの排泄または肉眼的に明らかに判明できる程度の粘液を含む糞便をいう。 粘液は、小腸からのものは軟便または流動便に平等に混在し、大腸からのものは粗大綿状、直腸からのものは便の外面に付着している。 実際には同時に血液の付着を伴い粘血便のことが多い。
下痢 液体 何?
下痢とは、便に含まれる水分が多く、液状に近いまま排出されることをいいます。 便はほとんどが水分でできているため、便の状態は水分量が大きく関係しています。 硬さが理想的とされるバナナ状の「固形便(こけいべん)」でも、その70~80%が水分です。