卵子の寿命は排卵後24時間で、24時間以内に受精しないと、卵子は死んでしまします。 一方、精子の寿命は女性生殖器の中にいると、約3日間です。 細胞分裂を進めながら卵管の端から子宮に移動して子宮に着床して妊娠が成立します。
着床しなかった受精卵はどうなるのか?
受精しなかった、あるいは受精卵が着床しなかった場合、厚くなった分の子宮内膜がはがれて、出血とともに子宮外に排出されます。 これが月経です。 つまり、着床しなかったので、もうこれ以上、子宮内膜を育てる必要がなくなったわけです。 そして、また次の周期が始まります。
排卵とはどういうものか?
排卵とは、卵巣の中で18~20mmほどに育った卵胞に、“排卵しなさい”という脳からの命令ホルモン「黄体化ホルモン」が大量に分泌され、約40時間以内に卵胞の壁が破れて、卵子が腹腔内に飛び出す状態です。 この排卵が起こる日を排卵日と言います。
排卵されなかった卵子 どうなる?
排卵した後の卵胞や排卵しなかった卵胞は卵巣内で自然としぼんでいきます。 排卵した卵胞は黄体ホルモン(プロゲステロン)に変化し、そのホルモンにより基礎体温が上昇し高温期が続きます。 排卵した卵子が精子と受精し、子宮内膜に着床した場合は妊娠が成立。
排卵は何歳まであるのか?
もともと持っていた卵胞は、毎月の排卵で減っていきますが、加齢によっても減少します。 特に37、38歳を過ぎたころから急速に減少し、50歳でほぼ消滅すると言われています。