片頭痛(へんずつう、migraine)とは、頭痛の一種で、偏頭痛とも表記する。 発作的脈打つような痛みや嘔吐などの症状を伴うのが特徴である。 頭の片側に現れることが多いが、両側から痛む場合や後頭部にかけて起きることもある。 脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」 頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」 何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。 脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。 心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。
偏頭痛見てもらうのは何科にかかるの?
「片頭痛」は何科? 「脳神経内科」「脳神経外科」「内科」「ペインクリニック内科」などを受診すると的確な検査を受けることができます。 自分では片頭痛だと思っていても、その判断が間違っていたり、重要な病気が隠れていることもあるため、緊張型頭痛と同様に、頭痛専門医が望ましいです。
偏頭痛とは何か?
片頭痛という名称は頭の片側が痛むことに由来しますが、実際には4割ちかくの片頭痛患者さんが両側性の頭痛を経験しておられます。 片頭痛は前兆の有無と種類により「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」などに細分類されています。 疑い例を含めると、年間有病率は8.4%と推定され、かなり患者数が多い疾患です。
こめかみが痛い何科を受診?
こめかみの痛みが主な症状であれば、脳神経外科への受診がよいでしょう。 しかし、近くにない場合やすぐにかかれない場合などには、近くの内科やかかりつけの病院で相談してみるのもよいでしょう。
頭痛は何科を受診?
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの慢性的な頭痛は、頭痛外来・脳神経内科(神経内科)・脳神経外科など頭痛治療を専門に行っている医療機関の治療を受けることでコントロールできます。
片頭痛の症状はどのくらいありますか?
また、特に10~50歳の女性に多くみられる症状です。. 片頭痛では数時間から1~2日前、これから何となく頭痛が起こりそうな気がする「予兆」と呼ばれる症状が5人中1人 (約20%)の割合でみられます。. 具体的には、情緒不安定になる、気分がすぐれない、あくびを繰り返すなどさまざまなものがあります (図1参照)。. 図1. 片頭痛の経過と服薬のタイミング. また、片頭痛には2つのタイプがあり、前兆のないものと前兆のあるものが知られています。. 前兆のない片頭痛は、ズキズキとする頭痛が数時間~3日間持続し、多くは頭部の片側 (約60%)で起きますが、両側 (約40%)に痛みが出る場合もあります。.
頭痛の原因は何ですか?
感覚過敏(光や音に敏感になる)、吐き気などを伴うことも多い。 原因として、身体的・精神的なストレス、生活習慣の乱れ、(女性の場合)月経周期などが関係する。 それ以外にも、思わぬものが片頭痛を起こすことがある。
日本では片頭痛に悩まされているのはどれですか?
日本では1年間に約840万人が片頭痛に悩まされているというデータがあり、片頭痛に苦しむ患者さんは決して少なくありません。 女性は男性の約4倍と多く、20歳代から40歳代の働き盛りに多く見られます。 その頭痛は本当に片頭痛?
頭痛は両側が痛むことがありますか?
片頭痛は、脈に合わせて“ズキン、ズキン”と拍動するように痛むのが特徴的です。 また、頭痛とともに吐き気をきたし、ひどいと嘔吐してしまうこともあります。 痛みは4~72時間ほど持続し、片側が痛むことが多いですが、両側が痛むこともあります。