片頭痛の症状片頭痛の症状は発作的にひどい頭痛が現れて、数時間から2~3日持続します。 典型的片頭痛では、頭痛に先立つ症状として目がチカチカしてギザギザした光が見えたり、閃輝暗点を伴うことがあります。 続いて片側あるいは両側がズキンズキンと激しく痛む症状が現れ、吐き気を伴うこともあります。
頭が痛いってどういうこと?
頭痛の原因の大半は、ストレスや疲労、肩こりなどから起こる緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)と片頭痛に代表される血管性頭痛のふたつで、この両者で全体の90%以上を占めます。 いずれも心配のない頭痛です。 しかし、多くはないのですが、頭痛の中には放置すると生命にかかわるものがあります。
偏頭痛 どんな人がなる?
偏頭痛になりやすいのは、 完璧主義、努力家、神経質な性格の人 に多いと言われています。 また、肉親に同じような頭痛を持つ人が多く、10〜20歳代で発症する人が多いようです。
偏頭痛の原因は何?
何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。 脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。 心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。
片頭痛って何ですか?
片頭痛という名称は頭の片側が痛むことに由来しますが、実際には4割ちかくの片頭痛患者さんが両側性の頭痛を経験しておられます。 片頭痛は前兆の有無と種類により「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」などに細分類されています。 疑い例を含めると、年間有病率は8.4%と推定され、かなり患者数が多い疾患です。