血管が拡張することでズキズキとした拍動性の痛みが生じるのが片頭痛です。 主にこめかみから目のあたりが発作的に痛み、痛みの発作は4時間~数日間続きます。 片側に現れることが多いですが、両側から痛むこともあり、痛みが起きると、光や音、においに敏感になるのが特徴です。
なぜ偏頭痛になるのか?
何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。 脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。 心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。
頭が痛くなるのはどうして?
頭痛が起こるメカニズム 頭の内外の血管や頭につながる神経が圧迫や炎症などの刺激を受けたり、頭や首の筋肉が伸び縮みしたりすると、それぞれの部位で痛みの刺激を受け取る部分が反応して発生します。 血管で起こった痛みは広い部分に伝わり、頭皮や頭の骨を取り巻く部分に刺激が起こったときはその部分が痛みます。
偏頭痛 どんな人がなる?
偏頭痛になりやすいのは、 完璧主義、努力家、神経質な性格の人 に多いと言われています。 また、肉親に同じような頭痛を持つ人が多く、10〜20歳代で発症する人が多いようです。
閃輝暗点ってどんな病気?
閃輝暗点は、視野の中央部に、輝く点が現れ、ぎらぎらとした稲妻のような模様が波紋状に徐々に拡大し、見えない部分が生じる視覚症状です。 輝く部分と見づらい部分が混在し、ときには視野の半分が見えなくなることがあります。 症状は通常20分から半時間ほど持続し、遅くても1時間以内に回復します。