人によって平熱に違いがある理由 体温に個人差がある原因としては、皮下脂肪の量、汗のかき具合、皮膚の血管の走行の違いなどが影響するためです。 年齢によっても差があります。 子どもは代謝が盛んですので、大人よりも体温は高めですし、高齢者は代謝が落ち、筋肉の低下、皮下脂肪の減少、皮膚の機能低下により体温は低めになります。 25 авг. 2020 г.
平熱の違い なぜ?
ヒトの体温には1日のリズムがあり、同じ部位で検温しても、時間帯によって平熱が約1℃の範囲内で変動します(概日リズムといいます)。 眠っているときには、脳の休息のために日中よりも体温が下がります。 深く眠るとより体温が低下するため、1日のうちで早朝が1番体温が低い時間帯です。
体温は口と脇どっちが正確?
脇の下などの場合は、汗をかいたり、外気の影響などにより体温が変化しやすいのですが、口の中であればその影響を受けることがありません。 そのため、より正確な基礎体温を知るためにも口の中という測定場所が最適なのです。
体温左右差どちらがいい?
結論としてはどちらでもよい、というのが正解だが、体温を測る場所は、心臓に近いほど高くなるのは認識しておこう。 右脇左脇どちらで測っても大きな違いはないが、両脇でそれぞれ測定すると左右差が出るので、日常的に体温を測るのであればどちらかで統一した方がいいだろう。
体温 左右差 なぜ?
調べてみると、心臓から血液を送る太い血管が体の左方向に出ているため、左脇の方が体温が高く出やすいということがわかりました。 体温が高く出た方の脇の数値が、より正確に近い体温なのだそうです。
平熱は低いのは健康に悪いですか?
「平熱は低いのは健康に悪いので、平熱を上げよう」といった健康法もあるようですが、人の体温には個人差があり、多少高くても低くてもその個々人に合った体温であるわけですから、無理に上げたり、下げたりする必要もないでしょう。 外部刺激による一時的な体温上昇は自律神経に影響することもあります。
平熱が37度でも発熱!その理由とは?
しかし、平熱が37度の人がいる一方で、同じ37度の体温でも「発熱」と捉え、実際に体調がすぐれないと感じる人がいるのはなぜなのでしょうか? それは、身長や体重に個人差があるように、平熱にも個人差があるためです。 平均体温は36.89度であるものの、実際には平熱が35度台の人から37度台の人までかなりの幅があります。 平熱が人それぞれなのですから、人によって発熱の基準も異なるというわけです。 平熱が35度台の人にとっては、37度の体温であれば平熱より明らかに高く、発熱している状態と判断できるでしょう。 体調の変化に気づくためには日頃から自分の平熱を把握しておくことが重要です。
日本人の平熱はどのくらいですか?
日本人の平熱は、平均36.89度とされています。 1日のうちの体温変化は、ほぼ1度以内におさまるのが普通です。 日本人の平均体温値は、1957年の田坂定孝先生の研究による報告から来ています。 この研究は、東京都内の10~50歳代の健康とみなされる男女3,000人余りを対象にしたもので、午前、午後、また四季を通じて、測定時に椅子に座った状態で、脇の下に水銀体温計を使って30分間測定した結果がまとめられています。