破傷風菌は増殖する際に毒素を産生し、これが全身に広がり、脳や中枢神経、末梢神経、脊髄、交感神経などに運ばれることによって、さまざまな症状を引き起こす。 感染の元になる傷は、ケガ、動物に噛まれる、やけど、凍傷などが多く、また本人に自覚のない目に見えないような小さな傷でも原因となりうる。 5 янв. 2022 г.
破傷風はどんな病気ですか?
破傷風は、破傷風菌によって引き起こされる感染症です。 開口障害(口が開けにくくなること)、嚥下(えんげ)障害(食べ物が飲みこみにくくなること)、手足がしびれる・引きつるといった症状がみられ、さらには全身のけいれんや呼吸障害などに陥ります。
破傷風 どんな時?
さびた釘が刺さった、グランドで転んで皮膚を擦りむいた、傷があるのに土いじりをした、動物にかまれた場合など、破傷風菌は傷口から侵入します。 破傷風菌は小さな傷からでも侵入し、中には傷が見当たらないのに感染する場合もあります。 極めて少ない量の菌でも侵入して増殖すれば容易に発病します。
破傷風菌 何感染?
感染経路 交通事故などの外傷や動物による咬傷時に、傷口についた土や木片などから破傷風菌が体内に侵入して感染成立する経路や、熱傷、人工妊娠中絶、ピアス、覚せい剤注射にともなう感染、出産時の臍帯不潔処理による新生児感染などがあります。
破傷風ワクチン なんのため?
(国立感染症研究所の報告による)このように怪我で破傷風菌が侵入すると致死率も高いことから、感染が疑わしい場合は、感染予防のために早めの破傷風菌ワクチン(トキソイド)の接種が推奨されています。