骨吸収の促進は骨密度及び骨強度を低下させ、その結果、骨折リスクが増加します。 ○骨粗鬆症のプラリアの作用機序・デノスマブはRANKLを標的とするヒト型IgG2 .
プラリアの有効性はどのくらいありますか?
継続年数や年齢の上限などについては、まだ検討の余地がありますが、10年以上使用した患者さんでの有効性と安全性のデータが「プラリア」にはあります。また、80歳以上の方に使用して有効であったというデータもあります。
プラリアは抗炎症治療薬と併用できますか?
そのため、「プラリア」は、メトトレキサートなどの抗炎症治療薬と必ず一緒に使います。 「関節破壊抑制効果」と「抗炎症(痛みや腫れを改善させる)効果」のそれぞれの特性を補い合うということです。 「プラリア」を使うべき時期はこれでおわかりでしょう。
プラリアは破骨細胞の働きを抑制しますか?
投与された「プラリア」は、患者さんの体の中で、この「RANKL」だけに結合し、「RANKL」が作用を発揮できないようにします。 「RANKL」がなければ、「破骨細胞」の活性化はわずかなレベルにとどまります。 このようにして、「プラリア」は「破骨細胞」の働きを抑制するのです。
プラリアの血中半減期はどのくらいですか?
このようにプラリアは血中半減期が長いため、半年に1回の皮下投与によって十分な骨吸収抑制効果を得られると考えられています。 同様に、プラリアによる副作用に対して使用後しばらく間は注意する必要があります。