基本的な症状としては、発熱・咳・痰・のどの痛みなどの他、関節痛や倦怠感などの全身症状が出る場合もあります。 赤ちゃんや小さな子どもは、気管支がまだ細くて弱いため、重症化することがあります。 症状が進行すると、呼吸をする時にヒューヒュー、ゼーゼーという苦しそうな音がすることがあります。
気管支炎どうやって治すの?
気管支炎の治療方法 急性気管支炎はほとんどの場合でウイルスが原因のため、その治療は現れた症状を抑える対症療法が中心です。 咳に対して鎮咳薬(ちんがいやく)を使用したり、去痰剤(きょたんざい)を使って痰を出しやすくしたりします。 細菌による感染が原因と考えられる場合には、抗菌薬を使うこともあります。
気管支炎はどれくらいで治るのか?
気管支炎には急性のものと慢性のものとがあります。 急性気管支炎の症状は通常、数日から数週間持続します。 しかしながら、90日位まで続くものも通常、急性気管支炎として分類されます。 気管支炎がそれ以上の期間、ときに数カ月から数年にわたって続く場合は、一般的に慢性気管支炎に分類されます。
気管支炎 どうやってわかる?
検査・診断 咳やたんの様子、呼吸の状態を診ることで判断されることが多いが、特に慢性気管支炎が疑われる場合には、胸部エックス線およびCT検査や血液検査、細菌検査、たんの検査などを必要に応じて行い、肺炎の有無や炎症の程度、原因となっているウイルスや細菌を確認する。 必要に応じて呼吸機能検査などを実施する。
気管支炎はどんな症状ですか?
主な症状は咳や痰ですが、頸や背中の痛みやこわばり、肩こり、手足の筋肉痛や関節痛、時には下痢や嘔吐を伴うこともあります。 経過から、数日から数週間で治る急性気管支炎と、数週間から数カ月の間にわたって咳や痰などの症状が続く慢性気管支炎とに分けられます。