原発性自然気胸の胸腔鏡手術の手術時間は、概ね1(~2)時間で、麻酔時間も含め3時間程度、術後入院期間は、概ね2-3日です。
気胸 術後 何日?
今では、胸腔鏡を使って3mm~1cmぐらいの傷3ケ所ほどだけで、肋骨と肋骨の間を拡げずに手術を行いますので、痛みが軽くなり傷跡も小さくなりました。 若い人なら術後は2~5日ほどで退院可能です。
肺気胸 何日?
軽度の気胸で肺の穴が再開通しなければ、漏れていた空気は自然に血液に溶けて消失します。 1~3週間で元に戻るでしょう。 軽度気胸でも、痛みや呼吸困難の症状があれば入院していただいた方が安心です。 中等度気胸、高度気胸中等度気胸や高度気胸のときは、入院し胸腔ドレナージを行います。
気胸 胸腔ドレナージ 何日?
手術は正味60〜90分です。 順調に経過すれば手術翌日に胸のチューブ(胸腔ドレーン)を抜去し、術後2日目に退院です。 気胸の手術のほとんどは従来の開胸を行わずに胸腔鏡下で行なっていますが、胸腔鏡下のみでは操作が困難な時には開胸下で手術を行わなければならないこともあります。
気胸いつから?
原発性自然気胸の場合、10歳代後半から20歳代のうちに発症することが多く、喫煙とは全く関係ない人は多いです。 喫煙が気胸を起こしやすくなるかどうかは現状不明で、仮に影響があるにしても薄いと思われます。 自然気胸とは関係なく、喫煙者では、様々な術後合併症を高率に発症します。