点滴治療として、子宮収縮抑制薬の「塩酸リトドリン」が使用される場合があります。 実はこの薬は、欧米では基本的に2日間以内の投与しかしていません。 なぜなら、それ以上投与しても、早産を遅らせる効果が証明されていないからです。 最近では日本でも、何週間にも渡る長期間の投与を行わない方針としている病院が増えてきています。
リトドリン 何週まで?
妊娠16週以降、37週未満の切迫流・早産の患者さんに使用可能です。 なお、妊娠16週未満の患者さんに関する安全性及び有効性は確立していないため(使用経験が少ない)、投与は禁忌です。
切迫早産とは いつまで?
切迫早産とは、妊娠22週以降37週未満の時期に、早産が切迫した状態、すなわち早産に至る可能性が高い状態のことを言います。 一方早産とは、22週以降37週未満の出産自体のことを呼びます。 早産の場合は、出産となった週数や赤ちゃんの大きさによって、医療処置を必要とするため、なるべく早産を避けるようにする必要があります。
切迫早産になったいつぐらいで退院できるか?
入院中の妊婦さんは、まず32週までを目標とし、次は36週まで……というように、赤ちゃんの成熟に応じた目標を乗り越えながら入院生活を送っています。 退院するのは、早産の時期を越える37週あたりが多いですね。
リトドリン 何時間効く?
塩酸リトドリン持続点滴の妊娠延長効果は48時間までとされており(1),日本独特の低用量での長期持続投与にはエビデンスがないのは周知のとおりである.
