慢性化していない切れ痔は、塗り薬による治療だけでも治すことができますし、比較的短期間に症状が改善します。 ただし、便秘や下痢があるなど便通異常が改善されないと切れ痔が再発して慢性化してしまいます。
切れ痔はどのくらいで治るか?
手術の必要はありません。 坐薬や軟膏による治療や便通管理などの生活療法によって、通常は7日間位で治癒します。
切れ痔 続くとどうなる?
よくある悩み「切れ痔を繰り返す」 切れ痔を繰り返すと肛門狭窄※を起こして、スムーズに排便できなくなります。 肛門狭窄は、手術での治療が必要になります。 ※肛門狭窄:肛門が狭くなって、広がりにくい状態のこと。
切れ痔はどうしたらいい?
食事や運動など生活習慣を改善して便通を整えるように心がけましょう。 便が硬くて市販の下剤を使う場合は、便を軟らかくする作用がある非刺激性の下剤(酸化マグネシウムなど)がおすすめです。 また、入浴やお尻だけお湯につける座浴で傷口を清潔に保つことも、切れ痔の改善に有効です。
切れ痔 傷口 どのくらい?
度々切れている裂肛では、2~4週間を要します。 大きな潰瘍となったり、周りに粘膜や皮膚のふくらみ(肛門ポリープやみはりいぼ)ができてくると、さらに治りにくくなります。 一度治った傷は丈夫な状態になるのにさらに1か月ぐらいかかり、その間に傷に負担がかかるとまた切れてしまいます。
切れ痔の痛みはいつ起こりますか?
切れ痔が便に含まれるばい菌に感染すると激痛が起こります。 排便のその時よりも20分〜30分たってから徐々に痛みが強くなり、半日くらい激痛が続くというのが典型的な症状です。 慢性期だけでなく、急性期の浅い裂肛にも起こるので注意が必要です。 痛みのせいで排便をガマンしてしまう人が多く、結果的に便が硬くなり悪循環に陥ることもあります。 また、傷口が化膿して痔ろうになるケースもあります。
痔の治療はどうすれば良いのですか?
痔ろうは激痛と発熱で発症し、初期に膿を出すために切開処置が必要なケースが多いです。 長期間放置すると痔ろうガンが発生するケースがありますので、注意が必要です。 治療の第一歩は正しい排泄から。
切れ痔は軟膏で治らないのですか?
通常の切れ痔であれば、2~3日で痛みが治まり回復しますが、慢性化していると軟膏では治らないため、その場合は病院へ行くようにしましょう。 なお、軟膏の中にはステロイドが配合されているものもあるので、自己判断せずに必ず担当の医師や薬剤師に確認するようにして下さい。 痔の市販薬の中には、ステロイドが配合されていないものもあります。 切れ痔がひどくなると手術になることもあるの? 切れ痔を繰り返すと慢性化し、やがて肛門狭窄を起こしてしまいます。 肛門狭窄になると、肛門を広げるための手術をする必要があります。 とは言え、切れ痔から肛門狭窄まで進行してしまう方は、全体の25%程度と言われており、多くの方は生活習慣を改めつつ、軟膏などの薬を使うことで症状が改善すると言われています。
切れ痔用の市販薬はありますか?
切れ痔用の市販薬は数多く販売されており、その殆どが軟膏タイプです。 患部に直接指で塗るか、ガーゼに塗ってそれを患部にあてて使います。 通常の切れ痔であれば、2~3日で痛みが治まり回復しますが、慢性化していると軟膏では治らないため、その場合は病院へ行くようにしましょう。 なお、軟膏の中にはステロイドが配合されているものもあるので、自己判断せずに必ず担当の医師や薬剤師に確認するようにして下さい。 痔の市販薬の中には、ステロイドが配合されていないものもあります。 切れ痔がひどくなると手術になることもあるの? 切れ痔を繰り返すと慢性化し、やがて肛門狭窄を起こしてしまいます。 肛門狭窄になると、肛門を広げるための手術をする必要があります。