つまり、父母、祖父母、子ども、孫などの関係のことです。 親の介護に即していえば、扶養義務を負うのは、子どもや孫、親の兄弟姉妹ということになります。 また、民法第752条により、夫婦間にも扶養義務(同居、協力および扶助の義務)があります。 21 янв. 2021 г.
親の介護の法的義務は?
民法877条1項では「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」と定められています。 「直系の血族」とは、祖父母や父母、子どもや孫などを指します。 親の介護の必要性が発生したとしても、その義務を負うのはあくまで血のつながった息子や娘たちです。
義両親の介護の義務は?
親を扶養する義務は実子にある 援助の内容は、トイレや入浴、食事の介助というよりも、主に金銭面を指します。 重要なのは、これらの義務を負うのは、実の子どもであり、“ヨメ”や“ムコ”ではないということ。 つまり、「義父母の介護をしなければいけないか」と問われれば、“その義務はない”という答えになります。
親 介護 しないとどうなる?
親の介護を勝手に放棄することは保護責任者遺棄罪に該当し、3ヵ月以上5年以下の懲役に科せられる可能性があります。 さらに介護放棄したことにより親が死亡したり怪我を負ってしまったりした場合には、保護責任者遺棄致死罪、保護責任者遺棄致傷罪が適用されることも。
親の面倒 誰が見る 法律?
このように「子供」に親の面倒をみる義務があるので、「長男だけ」に特段義務があるわけではなく、他の兄弟たちにも義務があるということです。 たとえ長男が親と同居していたとしても、法律的観点から見ると「親の面倒をみる義務は子供たち全員に平等にある」ことは留意しておきましょう。