温かくてたくさんの水分を含んだ空気が、冷たい物質に触れて冷やされると水分の一部が水滴になり、これが「結露」になるというわけです。 つまり、冬場に部屋の窓が「結露」するのは、部屋の中の温められた空気が外の外気温に冷やされた窓ガラスに触れて冷やされることで、水分の一部が水滴として窓ガラスについてしまうからなのです。
結露が多い部屋はどこ?
家の中で結露が起こりやすい場所は、温度差が大きい場所や、湿気が多く、空気が滞留しやすい場所です。 特に、窓ガラスは暖かい部屋の空気と冷たい外の空気の両方と接するため、温度差が大きく、結露が最も起こりやすい場所と言えます。
結露しやすい部屋の対策は?
結露を防ぐための7つの対策を紹介します。1室内を換気する2温度・湿度を調整する3暖房器具を使い分ける4サーキュレーターで空気を循環5家具や観葉植物の配置を見直す6市販の結露防止グッズを使う7住宅設備を整える
結露対策どうしてる?
結露対策には、エアコンや電気ストーブ、オイルヒーターなどがおすすめです。 窓際にヒーターを設置すると、窓周辺が温まることで窓表面の温度も上げることができ、結露の発生が抑制されます。
結露はなぜできるのか?
空気が冷やされることで飽和水蒸気量が小さくなり、空気が含んでいる水蒸気量が飽和水蒸気量より多くなった時、水蒸気が液化(凝縮)して窓ガラスやグラスなどの表面に水となって現れます。 これが、結露のメカニズムです。