白内障が進行すると、混濁は水晶体全体に広がり、視覚に影響が出ます。 見た目にもわかるくらい、目が白くなってきます。 また水晶体自体も委縮したり、硬くなる変化が現れるため、目の構造自体が崩れてくることがあります。 気を付けなければならないのは、白内障に「ぶどう膜炎」を併発している場合です。
犬 白内障 どう見えてる?
白内障は突然、視力を失うのではなく、徐々に見えにくくなり、やがて完全に見えなくなってしまう病気です。 しかも、犬はにおいや音に対する感覚が鋭いため、多少、目が見えにくくなっても気にせずに生活できてしまいます。
犬 白内障 どうする?
犬の白内障を完治させたい場合には、外科的な治療方法として、眼科専門医による手術があります。 ただし、診察したうえで手術をしても視力回復の見込みがない場合には、手術は実施しないことがあるため、注意が必要です。 犬の白内障の手術方法としては、症状の進行によって白く濁った水晶体を取り出し、代わりに人工レンズを挿入します。
犬 白内障になるとどうなる?
白内障はステージ3まで進行すると、手術をしても、しなくても、合併症のリスクが高くなります。 合併症にはぶどう膜炎、緑内障、網膜剥離、水晶体脱臼などがあります。 前眼房・虹彩の炎症で、強い痛みを伴います。 感染しやすいので注意が必要です。
犬 白内障 何歳ごろ?
その中でも犬で最も多いのが老齢性の白内障で、犬では6~8歳齢以降、猫では12歳齢以降で見られます。