犬歯(けんし、Canine tooth)は側切歯の遠心側に隣接する歯。 上下顎それぞれに一対(計四本)ある。 食物を捕らえ、切り裂くための歯である。 ヒトの場合、前歯部を構成する歯の一つである。
なぜ犬歯というのか?
犬歯(けんし、Canine tooth)は側切歯の遠心側に隣接する歯。 ... 犬で良く発達しているため、犬歯と言うがそのほか、槍のようにとがっていることから尖頭歯ともいう。 また、裁縫の際に糸を引っ掛けて切ることができることから、糸切り歯ともいう。 口を閉じたときの口角部に位置し、歯根が他の歯に比べ長い。
犬歯 尖る なぜ?
犬歯はもともと尖った形をしているものですが、遺伝によっては必要以上に尖った形になっていることもあるでしょう。 また、犬歯が尖る原因の1つが、遺伝的に顎が小さく生えるために必要なスペースが十分にないという理由です。 生えるために必要なスペースがなければ、歯は埋没してしまいます。
糸切り歯ってどれ?
2犬歯前歯と奥歯の中間にある、手前から3番目の歯を犬歯と呼びます。 糸きり歯とよく呼ばれている歯です。
人間の犬歯を何と言う?
なお、ヒトの犬歯は糸切り歯ともいわれ、先がとがっているが、切歯(門歯)や臼歯(きゅうし)に比べて突出しない。