チョコレートの種類や個体差によって中毒症状が出たり出なかったりすることがあるのです。 そのため、チョコレートをなめた、あるいは少量を食べてしまったという程度であれば、まったく症状が出ないケースも少なくありません。 1日経っても何も症状が出ないのであれば、特に治療の必要がないことがほとんどです。
犬 チョコ 何時間後?
チョコレート中毒は一般的に食べてから6~12時間後に中毒症状が現れます。 犬の場合は人間と違ってテオブロミンの代謝・排泄に時間がかかるため、チョコレートを食べてから24時間程度は中毒が起こる危険性がありますから、食べてしばらくしても何もないからといって安心は出来ません。
犬がチョコを食べるとどうなるのか?
チョコレートの原材料カカオに含まれる、カフェインやテオブロミンなどの化学物質を犬が摂取すると、嘔吐や下痢をはじめとする中毒症状を起こします。 テオブロミンは人間には問題ありませんが、犬の体はテオブロミンを分解、排出する能力が低いため、嘔吐や下痢をくり返し、毒素を体外に排出しようとするのです。
犬チョコ食べたどのくらい?
ミルクチョコレートの板チョコで換算すると、1枚(約55g)につきメーカーによっても異なりますが、およそ110~120mgのテオブロミンが含まれます。 つまり、体重5kgの犬では5枚ほど食べてしまうと致死量ということになります。
犬 チョコ 症状いつ?
通常、チョコレートを食べてから症状が出るのは、6〜12時間後ですが、24時間以内は油断できません。 テオブロミンの犬での致死量はおおよそ100〜200mg/kgです。 あくまで致死量なので、この1/5ほどの量でも軽度の症状が出ることはありますし、また、個体差もあります。