―犬がおしっこをしない原因としてどんな病気が考えられますか? 尿路結石症や膀胱炎、前立腺肥大、慢性腎臓病など、 .
犬がおしっこをしない原因はありますか?
―犬がおしっこをしない原因としてどんな病気が考えられますか? 尿路結石症や膀胱炎、前立腺肥大、慢性腎臓病など、さまざまな病気が考えられます。 尿路結石症は名前のとおり、尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に結石ができてしまう病気です。 細菌感染や食事、ストレスなどが原因で起こり、メス犬によく見られます。 血尿や頻尿、排尿痛(おしっこをするときに痛みから鳴くことが多い)などの症状が見られ、結石が尿路を塞いでしまうとおしっこがまったく出なくなってしまい、重篤な事態に陥ることがあります。 膀胱炎は、細菌感染や膀胱結石、膀胱腫瘍などが原因で膀胱に炎症が起る病気で、細菌感染による膀胱炎は尿道が短いメス犬に、膀胱腫瘍は高齢犬のメスに多く見られます。
犬がおしっこを出しづらそうにしている場合は、病院を受診する必要がありますか?
犬がおしっこをしない、トイレに行ってもおしっこを出しづらそうにしているという場合は、自宅で何か対処をするというよりも、すぐに動物病院を受診したほうがいいでしょう。 繰り返しになりますが、犬のおしっこが完全に出ない状態が続くのは非常に危険です。
犬が膀胱炎になると、おしっこが出なくなることがありますか?
犬が膀胱炎になると、主な症状として頻尿や血尿などが見られますが、残尿感があるため何度もトイレに行くのに、おしっこが出ないこともあります。 また、膀胱結石や膀胱腫瘍が尿路を塞いでしまうとおしっこが出なくなることもあります。
愛犬のおしっこがキラキラしている場合は、すぐに病院を受診する必要がありますか?
特におしっこが出ない、血尿が出る、おしっこにキラキラしたものが混じっている場合は、病気が原因であることが多く、すぐに動物病院を受診して治療をする必要があります。 排尿障害を始め、病気の早期発見・早期治療のためにも、日ごろから愛犬のおしっこの回数や量、色、匂いなど排尿状態を観察し、おしっこのちょっとした変化を見逃さないようにしましょう。