犬がうれしいときに尻尾を振るというのは、よく知られていますね。 家族が帰宅したときや、おいしいご飯をもらうときなどには、犬はうれしい気持ちや友好的な気持ちを表して尻尾を振ります。
尻尾を振る なぜ?
実は、犬が尻尾をふるのは、親しみ、喜びだけを表しているのではなく、もっと多くの感情が込められているのです。 犬は人と同じように群れで生活している動物なので、犬同士や人とコミュニケーションを取るために、尻尾も使っています。 口、耳、鼻、体などの体の一部を使って、自分の感情を表現するボディーランゲージというものがあります。
犬 お腹見せる なぜ?
降参や服従の意志を示すとき 他の犬や人間の前で仰向けになってお腹を見せるのは、力関係で敵わないことを認めて降参の気持ちを伝えようとする時です。 あえて急所を相手にさらすことによって、対立する意志のないことを示そうとしていると言われています。
犬 尻尾 何でできてる?
だいたい想像がつくかもしれませんが、骨と筋肉、そして神経で成り立っています。 尾骨を形成している尾椎が6~23個存在し、先端に行くほど小さくなります。 そのためしっぽの根元は太く、先端に行くほど細くなっています。 尾椎の周りには複数の筋肉が発達していて、それらの筋肉が収縮することでしっぽを動かしているのです。
犬 いつも尻尾が上がってる?
尻尾が上がっているときの犬の気持ち どちらの場合も、その人は「興奮している」といえるでしょう。 犬の場合も同様で、尻尾が上がっているのは、「興奮している」というサインですが、それが「威嚇」「攻撃的」なポーズなのか、「うれしい」「楽しい」ポーズなのかは、その瞬間の尻尾だけを見てもわかりません。